2020年 北区議会第1回定例会 個人質問

東京都北区議会第1回定例会が2020年2月25日(火)に開会され、私、せいの恵子は2月26日(水)に個人質問に立ち、大きく4つの質問を行いました。

1つ目は、現在北区でも推定1700人と言われているひきこもり当事者と家族が望む支援の充実として、相談窓口が分かりやすい広報、専門の相談窓口の設置と相談員の育成、居場所づくり支援を要請しました。

2つ目は、介護保険サービスの充実として、北区でも不足している介護職の確保と処遇改善。前職で介護認定の仕事をしていた経験から感じた、北区の介護認定の問題を指摘し、現在の認定調査体制の検証を改めて求めました。

3つ目は、子どもの性被害・加害経験の多さが深刻になる中、正しい情報を得て、身近な性暴力への対応能力を高め、被害を未然に防止し、加害行為をさせないために、包括的性教育を充実させ、小学生から行っていくこと。性暴力・性被害を防ぐための啓発活動に積極的に取り組むことを求めました。

最後は、滝野川の地域課題として、昨年、地域公共交通会議が立ち上がり、基本計画2020(案)にもコミュニティバスが2路線拡充されることとなったコミュニティバスについて、皆さんからお聞きした声を紹介し、滝野川地域へのコミュニティバス新規路線の検討を求めました。また、学童疎開等で滝野川とゆかりの深い、群馬県中之条町と戦争を語り継ぐための交流を継続し、調査研究など協同の事業を行う取り組みを要請しました。

これからも、皆さんから頂いた声を区政に届け、実現していくために活動してまいります。