北区議会第1回定例会予算特別委員会 せいの恵子質問ダイジェスト①

3月23日に閉会した、北区議会第1回定例会。
今議会では、2022年度の北区の予算を審議する、予算特別委員会も行われ、私は「コロナ禍の下での女性の貧困」を一つのテーマに置き質疑をしました。

🌼生理の貧困 

コロナ禍の下、女性の経済的困窮や自殺の増加など女性の貧困が浮き彫りになってきています。世界的にも生理用品が買えないなど「生理の貧困」が深刻になっています。そして女性たちが「生理用品はぜいたく品ではなく必需品だ」と訴え、ジェンダー平等の課題としてかかげ、「生理は人権」の声が政治を動かしています。このような流れの背景には、生理用品が買えずに学校を欠席したり、生理用品を買うために食費を切り詰めたりするなど、必需品である生理用品の値段の高さがあります。

私は、コロナ禍で一層顕在化した女性の「生理の貧困」について北区の認識を問い、生理用品の保障について取り組みを求めました。

そして北区でも希望する女性を対象に防災備蓄品の生理用品2500セットを区内7か所で配布することが実現しました。

今後も、経済的な事情で生理用品が購入できない児童や生徒への生理用品の支援など、セクシュアル・リプロダクティブヘルス&ライツ(性と生殖に関わる健康と権利の保障)としての取り組みを求めていきます。