2025.04.11
東京の家賃を高騰させているのは

今朝は赤羽駅西南口でご挨拶。
物価とともに異常な高騰となっているのが東京の住宅家賃。 私のもとにも、「アパートから立ち遅きを迫られているが、今の収入で入 れる住宅が見つからない」といった相談が途切れなく寄せられています。
23区のマンション販売価格は4年間で1.5倍、平均価格は1億 円超で都民の平均年収の12倍に。 バブル期を超える異常事態です。 ファミリー向け賃貸家賃も1年間で1.2倍に高騰しました。
こうした家賃高騰の背景には、異次元の金融緩和による投機マネー の流入があります。 東京を「特区」とし、超高層ビルの容積率を緩和、 大手開発業者に減税や優遇をほどこすことで、都内のあちこちにタワーマンションを呼び込む再開発が急速に広がりました。 住民の生活より儲けを優先するまちづくりは北区でも行われています。
十条や赤羽の駅前で進むタワマン建設には、多くの住民から懸念の声があがっています。
私は、まちの魅力を残し、コストも節約できる修復型のまちづくりに切り替えること、家賃補助制度の創設などで「住み続けられる東京」をめざしていきます。