秋葉原「まちなか保健室」

一般社団法人若草プロジェクトが運営する「まちなか保健室」は、生きづらさをかかえる少女や若い女性たちと、彼女たちを支援する人たち(支援者)とをつなげ、彼女たちの心に寄添う支援を届けるために「つなぐ・まなぶ・ひろめる」の3つの事業の一部として行われています。

まちなか保健室は、秋葉原駅と御茶ノ水の中間にあり、古民家を改装したふらりと立ち寄れるプライベート保健室です。「あなたの居場所」として、何もしなくても、ゆっくりするだけでも大丈夫。

困った時、もやもやする時は、相談員に相談することもでき、日替わりで行われるヨガやアロマなどのワークショップに参加することもできます。

また、飲み物や軽食、wi-fi、電源、相談やワークショップなどはすべて無料で利用できます。

コロナ禍では、予約制で1日の定員を7名までとしていますが、中学生から20代前半の女性が様々な場所から訪れています。

リラックスできる空間で思い思いの時間を過ごしながら、スタッフに何気なく話し始めたことが相談につながったりします。

また、思いのほか深刻な状況にあり、行政につなげる支援を行うこともあるとのこと。

若年女性が気軽に訪れて体や気持ちを休めたり、様々な悩みを相談できる場所はまだまだ少ないのが現状です。