月: 2021年1月 の結果
2021.01.31
性的同意って何?刑事司法を考えるジェンダー学習会
1月 31 日、立憲民主党・うすい愛子北区議、NPO法人ジェンダーイコール篠原くるみさんと私せいの恵子の共催で行った学習会。
今回は講師に刑事法がご専門で、女性や子どもの犯罪被害・加害と刑事法の在り方について研究されている、千葉大学大学院社会科学研究院教授 後藤弘子先生をお招きし、性的同意とは何か、また刑事司法についてジェンダーの視点でお話しいただきました。
刑法の性犯罪に関する規定は110年間改正されることなく、2017年に大幅に改正が行われました。強姦罪は「強制性交等罪」と罪名が変わりました。
また、18歳未満の子に対する性犯罪は、監護者性交等罪として新しい規定が設けられました。
しかし、被害者が「同意していない」ことは判断基準とされず、加害者が暴行・脅迫を行ったかどうかによって犯罪成立が左右されるというように、被害者の訴えが取り上げられない状況は刑法ができた当時から変わっていません。
後藤先生は、性暴力について考えるときの基本は1.同意がなければ性暴力である、2.性犯罪は権力犯罪である、3.性暴力や女性に対する暴力は、ジェンダー差別である。根底にある女性差別的な考え方が暴力によってより強化されていくと言います。
そして現在の刑法は「同意」を基本としたものになっておらず、女性被害者に対する理解が欠如している。刑事司法の目的は「侵害された秩序の回復」ですが、その「秩序」とは男性が「こうあるべきだ」と考えた規範であって、刑事司法自体が「男性化」されているとも述べていました。
内閣府でも今年度は「女性に対する暴力をなくす運動」「性暴力を、なくそう」をテーマに取り上げています。
「勝手にYES と思い込むのはNO!」「相手の同意のない性的な行為は、性暴力」という当たり前に思えることも、まだまだ共通認識とされない日本。
最大の被害者支援は加害者を適切に処罰すること。
2017年にやっと改正されたとはいえ、現代社会にふさわしい刑法へと、さらに法改正が必要です。私も学びを深めながら声を上げていきたいと思います。
2021.01.21
コラボ(colabo)のバスカフェ・アウトリーチ活動に参加
一般社団法人コラボは、困難を抱える少女たちへの相談活動、食事提供、シェルターでの宿泊支援、シェアハウスの運営を行っています。
そこには10代の女性たち自身が参加し、すべての少女が 「衣食住」とかかわり、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会を目指して活動しています。
私も1月20日に行われたバスカフェやアウトリーチ活動に参加しました。
当日は設営や撤去作業のお手伝い、スタッフに同行して、夜の新宿歌舞伎町界隈を歩き、10代の少女に声を掛け安全なバスカフェに案内する様子を見学しました。
緊急事態宣言下でも夜の街には、少女に声を掛ける男性やスカウトがいたるところにいます。
少女たちに対する、性搾取の働きかけが公然と行われている様子に、コロナ禍の下で、少女や女性たちの安全な居場所づくりや公的な支援の必要性を強く感じました。
コラボの実践に学び、民間団体と協力しながら北区でも取り組みを行っていきたいと思います。
2021.01.15
新型コロナウイルス感染症に関する申し入れ(第6次)
そねはじめ都議会議員 とともに、西巣鴨駅で朝の区政報告。
久しぶりにお会いする方々とご挨拶が出来て、私も元気を頂きました!
朝の駅頭宣伝後は、北区役所へ直行。
北区長へ日本共産党北区議員団として、新型コロナウイルス感染症対策に関する、第6次申し入れを行いました。
2021.01.10
緊急事態宣言が出されて初めての休日
2021年1月10日、緊急事態宣言が発出されて初めての日曜日。
池内さおり前衆院議員・東京12区予定候補とともに
「コロナ危機をみんなで乗り越えるためにも政治を変えましょう」
「日本共産党は命と暮らしを守るため、全力で頑張ります。お困りごとはためらわずご相談を」
と、滝野川・王子本町地域を巡って、皆さんに訴えました。
北区でも高齢者施設や保育園、学校などで連日のように新型コロナ感染症の陽性者が報告されています。
また、都内では入院が出来ずに自宅で待機している方が急増するなど、保健所や医療現場も逼迫しています。
今こそPCR検査を抜本的に拡充(社会的検査の全額国庫負担、民間事業者による社会的検査のしくみを検討)し、無症状感染者の発見・保護することが必要です。
2021.01.08
2021年 初めての駅頭宣伝
今朝は今年初めての板橋駅頭宣伝を行いました。
緊急事態宣言が出され、飲食店などの時短要請がされていますが、持続化給付金や家賃支援給付金を打ち切ることなく延長、再給付が必要です。
また、医療崩壊を絶対に起こさせてはなりません。
PCR検査は国庫負担で行えるよう抜本的拡充、医療機関への減収補填、医療従事者への特別手当をと共産党の政策を訴えました。
皆さん、本年もよろしくお願い致します