月: 2022年10月 の結果

健康福祉委員会管外視察②           富山市のまちなか総合ケアセンター             

管外視察の2日目は、

富山市「まちなか総合ケアセンター」 を調査。

まちなか総合ケアセンターは、小学校跡地に地域包括ケアの拠点として建設された3階建ての施設です。

★1階:まちなかサロン・地域連携室・子ども発達支援室

★2階:まちなか診療所・医療介護連携室・病児保育室

まちなか診療所は富山大学病院の医局と連携し、総合診療医師が市の常勤として4名、看護師は市民病院と連携し8名、その他、社会福祉士、精神保健福祉士も在籍し、在宅医療に特化した診療所として、24時間365日体制で対応。約6割が、がん末期の在宅医療だが、脳卒中や難病患者の利用もあり、市内から16kmまでの範囲に対応。コロナで病院での面会ができない家族や在宅での治療を望む患者も多く、ニーズが高まっているとのこと。

専門職の確保と人材育成が継続課題だが、地域包括ケアネットワークの構築は北区でも推進して行くべきであり、とても参考になりました。

病児保育室は、病児専門保育士、看護師が在籍。子どもが保育園で体調が悪くなった時、保護者がすぐに迎えにいけない場合は、病児保育室の看護師と保育士が迎えにいき、医療機関で受診後に病児保育室で保育を行う。タクシーを利用した場合も保護者の負担は4分の1。

お迎えの利用者は年間7-8人とのことでしたが、都内ではかなりの需要が見込まれ、働く親には心強い事業だと感じました。

★3階:産後ケア応援施設

デイケア事業の他、最長6泊7日まで利用できる母親のレスパイトもあり、出産後のサポートを助産師が中心に対応。

子育て中の保護者アンケートで、産後4ヵ月までの乳児期に子育ての不安や悩み、産後うつなどへのケアに対するニーズが高いことから設置を決めた取り組みです。

北区でも産後デイケアや産後ショートステイ事業は、ニーズも高く、今後は地域偏在を解消し一層の拡充を図りたいと思います。

健康福祉委員会管外視察 ①           群馬県のシニアパスポート

10月27.28日で、3年ぶりに北区議会健康福祉委員会 の管外視察に行ってきました。

1日目は、群馬県の単独事業である高齢者の「シニアパスポート」事業を調査。

事業の目的は、

①高齢者の積極的な外出を促し、地域との交流や自身の健康維持につなげる

②パスポート裏面に緊急連絡先やかかりつけ医等の連絡用カードとして活用すること

③高齢者を地域で支え合う社会の実現に向けた機運の醸成につなげること。

県が地域の事業者に直接働きかけ、今は協賛店が1800店以上になり、各店が割引やポイントサービスを行ったり、地域に密着したお店では、お茶やマッサージなど工夫を凝らしたサービスがあるとのことでした。

今後の課題としては、

  • 協賛店の拡大…コロナ感染拡大の中で、事業者や販売店の売り上げ減少、先行している「ぐんまちょい得キッズパスポート」(5800店舗)より、協賛店が少ない。
  • シニアパスポートカード利用状況の把握…どういったサービスで利用されているか
  • カードのアプリ化…65以上の確認をどのように行うか、費用、個人情報など

コロナ感染拡大の中で、事業者や販売店の売り上げ減少や高齢者の外出実態の把握が出来ていないことは、どこの自治体でも共通の課題だと感じました。

また、協賛店の拡大においては現在、店のPRがメインとのことでしたが、高齢者が利用する店舗や事業などに拡大するためには、利用実績調査や店舗への支援も欠かせないかもしれません。

県が中心となり行っている事業ですが、県内市町村との連携を強め地域の特色を打ち出すことも考えられます。

北区でも、高齢者の生活を支え、健康維持を図るためにも、地域の事業者との連携を強め、高齢者が利用しやすい事業を今後前向きに検討することも重要施あると感じました。

「消費税を5%に引き下げることを求める署名」

今日は寒い1日でしたが、夕方に地域のスーパー前で、「消費税を5%に引き下げることを求める署名」の呼びかけとチラシの配布を行いました。

物価高騰の影響なのか、寒いからなのか、スーパーへお買い物にくる人も、いつもより少なめ。

それでも、チラシを受け取ってくれる方も多く、顔見知りのみなさんともお話しやご挨拶もできました。

先日、毎週事務所で行っているお茶会で、地域のみなさんが作ってくれたタペストリーも初お披露目です!

馬場自治会創立100周年

〜馬場創立100周年!未来に向かって〜

本日、私の地元、馬場自治会創立100周年記念式典が行われました。

オープニングは、滝野川紅葉中学校ブラスバンド部の演奏。部員のみなさんの素晴らしい演奏に心打たれました。

実は甥っ子が演奏に参加していたので、おばの私は初めてみる甥っ子の勇姿に胸いっぱい😆

区長をはじめ、来賓のみなさんからの祝辞、功労者表彰と続き、最後は王子総合高校和太鼓部の演奏。体育館の床から伝わる振動は迫力満点でした。

帰り際には来賓のみなさんからも、「とてもよい式典でしたね」と声をかけて頂きました。

私もこの間、地域の一員として、みなさんと一緒に準備を進めきたのでうれしいかぎりです。

生まれ育ち、地域の一員として、そして今は地元の区議として、馬場自治会でみなさんとつながりながら、これからも活動していきたいと思います。

三町会合同防災訓練

3年ぶりに滝野川地区三町会(馬場・小原・西大原)の合同防災訓練が王子総合高校で行われました。

消防署や消防団のみなさんにAEDや三角巾、消火器、チェーンソーの使い方のレクチャーを受け、みんなで体験。

王子総合高校の生徒さんも大勢参加。

地域のみなさんとともに積極的に体験してくれていました。

日頃から防災意識を高めるためにも、みんなで顔を合わせて実際に体験することは大切ですね。