知覧特攻平和会館見学

8月5日、研修に参加するために鹿児島県へ。

知覧特攻平和会館に足を延ばし、見学してきました。

展示されている陸軍沖縄特攻作戦で亡くなられた1,036名の隊員の遺影や遺書・手紙・辞世・絶筆などに込められた思いに言葉を失い、涙が溢れてきました。

そして、まだ若い一人ひとりの命を特攻という無謀な作戦で奪った戦争に心からの怒りが沸き、あらためて戦争の悲劇を繰り返してはいけないと強く思いました。

「なでしこ隊」にいたという女性(中)と。
右は山崎たい子区議

帰りのバス停で出会ったのは、23日間という短い期間、知覧基地で特攻隊の奉仕を命じられた「なでしこ隊」の一員で、当時、知覧高等女学校3年生だった93歳の女性でした。

「戦争は絶対にだめ。いいことは何もない。特攻隊の人は命令で誰も嫌だと言わず笑顔で行った。みんな背も低くて坊主頭でね…。私も何人も見送ったよ。今はここから手を合わせているのよ」と話してくれました。

貴重なお話をありがとうございました。いつまでもお元気で。